刑事と怪物 佐野しなの
- 刑事と怪物―ヴィクトリア朝臓器奇譚― (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 2016-06-25
- 本
ついこれも、表紙のイラストに釣られて…笑
この作家さん読んだことあるなあ…と思ったのはペンネームの
しなのが「信濃川」から来ている…と言うことを読んだ時。
- 三瀬川さんの冥界カウンセリング (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 2015-05-23
- 本
これどんな内容だったかなあ…全然思いだせない。多分、売れ行きが思わしくなかったから、次の巻が出ずに新たなシリーズものとして今回の作品が出たのでは?と推測中。まあこれも売れないと続巻は難しいだろうけどねえ…
さて本作。
1880年ごろのロンドンを舞台に
ちょっと子ども独特のひねくれた性格にしか
思えないのだがどこまでも「真っ直ぐ&熱血」と言う表現をされる青年…
にしては贔屓目に見ても現代日本の中学生ぐらいにしか思えないほど
正真正銘の「おこちゃま」キャラの警察官と、
30代の冷めた性格の「怪物=特殊能力を持つ」おじさんの話。
と、はしょって説明。
もうねえ…あまりにも「青年」と言うのは目を覆いたくなるような
お子様ぶり描写にねえイライラ。
メイン読者層におもねっているのかもしれないけど、ひどすぎる。
こんなお子様ではこの時代生き残れないだろう!!!!怒 ってぐらい
時代背景を無視したような設定。
このラノベ設定をいっそのこと12~15歳設定にして
一般小説的に常識のある設定にしたらもっとまともな本になるのに…
そんなにラノベ界に執着して書きたいんですか?
そりゃ、一般誌より気軽に買ってくれるだろうけど、記憶にも残らない
物を乱発する意味があるんでしょうか?
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