Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ぼんくら陰陽師の鬼嫁 秋田みやび

ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)
ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)
KADOKAWA
2016-09-15

京都は左京区、哲学の道にほど近い公園で。何かと不幸な体質の野崎芹は、やむなき事情で住処をなくして途方に暮れていた。そんな彼女に手を差し伸べたのは、通りすがりの陰陽師・北御門皇臥。なんと彼の式神が視えた芹を、嫁に迎えたいということで…!?破格の条件につられ仮嫁契約を交わす芹。ところが皇臥は式神以外の能力がない、ぼんくら陰陽師だった!怪奇事件にも逃げ腰で、悠々自適の生活のはずが家計がピンチ。ここに芹はプロの嫁として、立ち上がることを決意するのだった―退魔お仕事嫁物語、開幕!




最近無料動画アニメでも「異世界」「鬼嫁」「食堂」的なキーワードを
盛り込んだ作品がてんこ盛り。
ストーリーを上記に転載したので、内容は、どこにでもある話。
続編がある終わり方で〆てますが、まあ、私世代ならもうこれでごちそうさん。
話に勢いがあるので力技でねじ伏せてますが、
正直この犯行に及んだ「動機」が弱すぎ。
これをするには最適な人がいるにも関わらずこの人が?っていう
点が頭固い人間には納得がいかず。
アニメ化を狙っているかのようなありきたりの造形描写。
(髪の毛の色が白と黒の振り袖の双子女児って「ホオズキ様の座敷童」かよ)
そしてラノベゆえ致命傷というべき、表現力が無いので、
誰の描写をしているのかわかりにくかった。


続巻は出ているようですが、内容がお粗末なのがばれているのか
図書館にはありませんでした。税金の無駄使いですからね。
私も特に新たに買ってほしいとは申請を出しません。
そんな、レベル。