Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

不倫の恋の品格 亀山早苗

不倫の恋の品格
不倫の恋の品格
WAVE出版

『図書館戦争1~15巻』を読む前からこの本には着手していたものの
面白くないから感想を書くのが遅れた分、リアルな夫婦喧嘩の
ブログを羽目になるという…
面白くない理由の筆頭が題名にある通り「不倫の品格」について
考察したものであるが、所詮「不倫に品格があるはずがない!」と
思っている人間が読んでいるし、それ以上に、亀山自身も
何処か不倫に対して否定的な気持ちもある反面それを前に出すと
実体験を話してくれる協力者がいなくなる恐れがあるせいか
(不倫、婚外恋愛のネタで飯食っている女だから)
どことなく中途半端な意見を述べている。
そんなどっちつかずな意見を述べる位なら
「不倫マンセー」本で押し通せよ!!怒 と言う気持ちになる。


ここに出てくる男で妻にばれた途端に態度を一転させ
逃げの姿勢になる。
個人的には不倫をする限りはばれたらすべてを失う覚悟でしろ!
と言いたくなる。そんな生半可な覚悟だったら嫁にはもちろん
相手の女にも失礼だろ、その態度。
all or nothing 思考の自分にとってはこの部分がどうしても
納得できないから不倫には理解を示すことができない。


以前の亀山の本で疑問だった「不倫相手と寝た場合、夫より
下手!ってことはないのか?」に対する答え的な部分。


p88~

不倫の男女間で、セックスはどれだけ「絆」になりうるか。

一般的な夫婦のセックスより、回数は絶対的に多い。

会えば必ずセックスするカップルも多いはずだし、

セックスするために会っているような二人もいるだろう。

なぜ、不倫カップルは性的な結びつきが多いのか。

それは、日常生活を共にしていない事、恋をする情熱が

あること、不倫と言うある種の背徳的とも言える関係に

あることなどが大きな理由だと思われる。

日常生活は、エロスからかけ離れている。

だから夫婦の間に、エロスが失われていくのは仕方がない

とも言える。その代り、夫婦には日常や子どもといった

かけがえのない、目に見える絆がある。

なんだかんだと言っても、人生の伴侶なのだ。

共に歩いていくことを確約した相手なのだから、

セックスなど無くてもやっていはいける

最後の行、異論有。
やってはいけるが、正直、無いと虚しい。
そこはまだ私も女を捨てきっていないからかもしれない。


てか、令和初めのブログがこの内容かと思うと泣けてくるぜ!
不倫の本を読破したら今度のテーマは離婚だな。うん。