英国レディの世界 岩田託子&川端有子
- 図説 英国レディの世界 (ふくろうの本/世界の文化)
- 河出書房新社
- 本
レディはレディでも想像していた「貴族のご婦人」ではなく
19世紀の英国中流階級の女性のことでどちらかと言えば
現代の生活のベースになった感があり、「奥さん」的な
ニュアンスを感じた。
19世紀の書物等を参照にそこに描写されている「生活」や
現存している物を考証しており、どちらかと言えば
「文学から見る19世紀の生活・文化・風俗史」みたいな?
あと、タイトルだけで予約を入れた結果
- 英国レディになる方法
- 河出書房新社
- 本
は、「レディになる方法」が2004年発行に対して
「レディの世界」は2011年に出版社とタイトルを変えての
発行。(全く内容は同じ)
どちらも「題名詐欺」のように感じる…
ただ「ヴィクトリア朝」の優雅な雰囲気は好きなので
小物や絵画を通してゆったりとした気持ちになる。
まあいつの世も「奥さんは大変な稼業」とだけ
男性陣にはお伝えしたい。
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