Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

「親がなくなる前に」相続のプロに本音で聞いてきた!

「親がなくなる前に」相続のプロに本音で聞いてきた!
「親がなくなる前に」相続のプロに本音で聞いてきた!
ぱる出版

この本にはざっくりとですが相続税が大体これぐらいになる、と
書いてありました。p164~
相変わらず本文説明には「1億…」と表記した例が多いですが。


①財産の洗い出し(預金、土地、株式、国債、投資信託、貴金属、

ゴルフ会員権、生命保険金、退職金、家具、電化製品etc.)

②債務、葬式費用を控除

③相続開始前3年以内の贈与財産をプラス

④基礎控除を控除

⑤相続税の総額を計算


相続税の早見表p171

課税価格  基礎控除4800万円(配偶者+子2人)

5千万        10万円← ※100万のまちがいでは??

8千万        175万円

1億円          315万円


なんとなく夫の実家は「配偶者の税額軽減」を使えば
税金を抑えることができる(うまく行けばゼロ)ようですが、
問題は姑が亡くなった時。
減額の裏技が使えないので、姑が残した財産をまるっと受け取ると
思わず税負担をしょい込むことになるらしい…


もっと面倒なのは申告が終わった後にやってくる「税務調査」。
ガッツリ不備というか故意の脱税をチェックしに来るらしい…怖

①銀行口座は5年ほどさかのぼって調べられる

②端数のついた金額口座の動きはめにつきやすい

③相続開始直前に葬儀代など大きな金額を引き出した場合、

それを現金として相続財産に加えることをつい忘れてしまう

④通帳事態を隠してもバレてしまう

姑も舅が亡くなる直前に300万ほど引き出してそれで葬儀費用を賄ってました。
ちゃんと申告するかなあ…


老後2千万円問題がありますが、チマチマ節約して貯めたところで
桜なんか見ちゃ~いない連中にいいように使われて、そいつらの
資金の為に、こうやって国庫を膨らませる制度、どうにかならんもんかね?


認知症の可能性も無きにしも非ずの70歳前後の人を
無理やり働かせるよりいっそのこと贈与税の控除額を元に戻して、
その遺産で何とか食いつないでもらって、
年金の受け取りを極力遅くしてもらった方がいいんじゃね?とすら思う。