Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

廃墟サンクチュアリ 三五繭夢

廃墟サンクチュアリ
廃墟サンクチュアリ
二見書房

貼るに当たって一番思ったのが「この名前、なんて読むの?」笑
そのまま素直に「サンゴ マユム」だそうです。1979年生まれの女性。


さて、先日まで見ていた「共産圏の廃墟」とは違い、日本の廃墟のほとんどとも言える特徴の「草木に覆われ浸食され、落書きと破壊で当時をしのぶものは何もない」状態。
共産圏の廃墟が「無機質の無以外に何も本当に無い」のに対して日本の廃墟は「別の何かの気配を感じる」のである。
廃村写真に至っては「神社」までもが打ち捨てられており怖い…怖すぎる…
最後のページにまとめてどこにある廃墟であるのか「種明かし」をしてあるので、何の説明もないからただただペラペラと写真をめくる状態になってしまい、再度元々は一体どういった趣旨の建物であったのか確認しながら見直す羽目に。



ところで先日の旅行で秋芳洞に行ってきました。
コロナの影響なのか公営の駐車場が閉鎖されており(!!!!!!)その前に在った元民家と思しき場所に「駐車場 100円」と手書きで書かれた看板(?)があったのでそこに停めてそこから向かったのですが行く道中「100円、300円、500円」と近づくにつれて値段が上がる…という感じ。笑 それもみな空きスペースを有効利用(?)というかなんとしてでも数百円であっても「金を落として行って欲しい」という心の叫びが目茶目茶表面化しすぎてイタイ、イタイ。(公営駐車場は本来500円)
挙句、秋芳洞に続く「商店街(?)=土産物店が一列に並んでいる」に差し掛かった途端、
元は何だったんだろう?廃墟になってかなりの年月を感じる建物その名も「鬼笑亭」って…滝汗
そこを発端に先に進むと「昭和!!!!!!!!!!!!!!」って感じしかないお土産屋さんがずらりと…



「終わっているなあ…」としか言葉がありませんでした。
これがまだ中国人といった非日本人の観光客であれば少しは商売になったのかもしれませんが「きれい好きの日本人」にこの感覚が通じるわけもない!!!怒
コロナで倒産!とかコロナで閉店に追い込まれた!とよく聞くけれど、この商店街がいい例で「もともと、自分たちの経営努力の無さが原因でしょ!」と言いたくなるぐらい「埃が被った商品を平気で並べているその神経」の方が問題では?
ある店(食堂を兼ねる)は「××様歓迎!」という看板に名前が書かれたまま廃業している店もあり、長男が「ここまで物を残したままの状態が信じられない…」と。
金目のものは全て引き取られて「どうしようもない」モノだけが残っているにしても「石」のお土産屋さんが大半なので「もったいないなあ…」としか。
いっそのこと写真を撮ればよかったのかもしれないけど「呪われそう」なので撮らないのが正解かも??


いっそのこと「廃墟もしくは廃墟予備軍」としてマニアに観光キャンペーンをするのはどうでしょう?!って感じでした。毒
今後日本全国、70代~のやる気のない個人商店がまず筆頭で倒産・閉店するだろうな。
経営努力なしにしてただ物を並べていたら売れるという時代はとっくに終わったんだから。いや~一体何のブログだよ、これ?笑