Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ひとり暮らし月15万以下で毎日楽しく暮らす

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すばる舎
Digital Ebook Purchas

借りた理由は昨日と同じ
同じだけれど読みごたえはこちらの方が数段上!
一人暮らしで支出配分がいくらと言ったデーター的また生活の工夫・アイディア満載!
7人の20~60代のブロガー、ユーチューバーなどで普段から自身の生活を公に披露している方々(またもや60代のサンプルとしてSさんが…もう、おなかいっぱい!)の事例


20~40代の人たちの生活ぶりを読むと(50代のサンプルなし)
「みんな若いうちから堅実に生活している」の一言!
特に食費が1万円以内!という人もいて(全然これが少ないわけでもなく似たり寄ったりの人が多い!!)安いスーパー・業スー・自炊・冷凍庫フル活用 がポイント!
とはいえ、私の世代では下手に食費を削って(C国産とか添加物とか)体調を崩して
医療費がアップしないように安易に真似たり手を出すのは危険だと思う!!


仕方なく・イヤイヤ・仕事の為、に取った資格ではなく自身の生活を見直すうちに「必要な資格」を取っている。FPならそれの知識を元に住宅や資産形成に役立てている。実に堅実!!!!


自分に必要な物だけ
どんな暮らしをこれからしたいのか
どこに重きを置いて、何に価値を置いてお金を遣うのか


あれもこれもと手を出してきた50代には耳が痛い一冊だけれど、夫が定年を迎えるにあたってこれから収入が減っていくのだから家計の見直しの参考にはなる一冊



ところで50代のサンプルが無いのはなぜだろう?
年金生活に向けて最後の頑張りどころの年代なのに。
50代で一人暮らしならもうすでに役職について高給取り?
それとも最後の専業主婦の生き残り世代なので一人暮らしが少ない?


そういえば結婚当初『素敵な奥さん』的タイトル雑誌を買ったことがあったけれど
節約、と称して「ラップを繰り返し使う」「コーヒーフィルターを洗って何度も使う」
的な「アイディア」が読者の手紙で掲載されているのを読んで「ここまで落ちぶれたくない!」と嫌悪感を抱いたのでその雑誌を買うのを止めたことを思いだした。
やはり「どこかあこがれるキラキラ感」がこういったライフスタイル系コンテンツには必要なのだと思う。
加えて、
「この人、ここまで切り詰めなくっちゃやっていけないのね、可哀そう
と読者に思われたら負け!
同じことをしていても読み手の捉え方ががらりと変わるので、
表現の仕方は本当に重要だと思った次第。


実際今回の本にはSさんは「息子に無利子でお金を借りてマンションの返済に充てた」
「舅の遺産の一部をもらえるように息子たちが動いてくれた」と記載されているのに対して昨日の「ファンブック」にはその記載はなかった。
読者の目を意識してどこまで本当の事を載せるか。編集の腕が良く表れている。
あくまでも自分たちが「自発的に」今のライフスタイルを選択している、という意思表示を強く押し出したもん勝ち!


※昨日の記事を掲載後、改めて密林のレビューを見たら☆1多し。
みんな怒っている(?)のはたぶん、これまでの流れだとSさんは自力で返済努力をしてきた=私たちも頑張ればできるかも!! と一種のあこがれと期待があったのに
「あれ?他者からの援助あり?」「自力オンリーじゃないの?」=「裏切られた」感を持ったからあの☆1の多さではないだろうか?