すべては大人の女性になるために 槇村さとる
- すべては大人の女性になるために
- 光文社
- 本
雑誌『HERS』に掲載されたものを加筆・修正したということで
先のエッセイに比べて「若干」文章はマシ(読者層を意識していると思う)
ですが、後半の思いっきりプライベートな部分になるとまたもや
例の「槇村節」が炸裂していて鼻白む。
「結婚した」と表現されてきていましたが、事実婚の様。
で、事実婚になったのはパートナーが「在日二世」でさらには
「私は日本の戸籍制度&結婚制度には反対の立場をとる者ですので
(彼は在日二世ですので帰化しなければ入籍不可)、
入籍、結婚届も出す気はありません!」
「はあ?」←私。
この章は後から加筆したんでしょうか?
それまでの章はおしゃれや健康といった
まあ、雑誌と読者層に適応したものだったのに、
いきなりこれは…ねえ…
読者の大半が既婚で入籍している人がほとんどだと思うし
今さらこんなことを言われてもな、って感じだったのでは?
この章だけは本当に「めんどくさい女だな…」と言う
感想しかなかった。
つきあっている男に完全に感化されて、
相手の言い分をそのままするっと受け入れている、
まさに「洗脳」されているなあ…って感じ。
虐待されてきて10代から自分で稼いできて、とは言いつつ
自宅でする仕事だから「社会の窓口」が極端に狭い人は
こんな風に宗教でもなんでも「感化&洗脳」されやすいタイプになりやすいのかも。
しかも影響力のある人間だと「広告塔」として最適だなあ…
もしかして近い将来、本業の漫画でも
「日本の結婚制度はあああああ」とぶちかますかもしれない。
思想的にえらくヤバイな、と思った。友達失うかもよ。
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