流浪の月 凪良ゆう

- 流浪の月 (創元文芸文庫)
- 東京創元社
- Digital Ebook Purchas
愛ではない。
けれどそばにいたい。
新しい人間関係への旅立ちを描いた、
息をのむ傑作小説。
最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。本屋大賞受賞作。
2019年単行本発行 2022年文庫本発行
大賞も受賞して映画化もされているようですがお初です
まず、最初の分だけを読んだ感想としては「事実と違う報道がされている」と言う最近この現象が頻繁に露呈しているので主人公に同情していました
ところが話が進むにつれて主人公の「サイコパス」ぶりが私の実母と重なってイライラのしっぱなし
もう終盤は嫌悪感の塊で早く詠み終わりたい一心でした
「家内更紗」
と言う芸名みたいな目立つ名前
誘拐ではなく一種の家出騒動により、後年までもネットでその名前だけが独り歩き
父親が病死後、母親は蒸発
その母親はたとえ自分の娘が「誘拐」により捜索願を引き取った実姉から出されても音信不通(主人公は「お母さんは外国にいるからきっと気が付かないはず」と弁明)
伯母宅には主人公に性的被害をもたらす息子がいるけれど自分の居場所が欲しかったのか
「真の加害者」を告発することなく「真の理解者」の方が逮捕される…ととことんクズしか出てこない話にうんざり
何よりも「自分で現状打破」を試みることなくひたすら人任せに漂う感じのする主人公の姿勢に一番イラつく(結婚についてですら「え?私、結婚するの?」と他人事)
とはいえ、主人公が動けば動くほど周りの人間は迷惑をこうむる、これも私の母親と同じ
何も考えず思い付きだけで行動しまくり!!!"(-""-)"
DVを受けて「夜逃げ屋」を使ってまで引っ越した割に職場は同じなのだから「婚約者」が職場に来るのは当然の事
さらにその引っ越し先も予測できすぎるから相手が来るのもこれも当然の事
何をやっても「わきが甘い」そのあほさ加減にイライラ
ネットで検索されて過去がばれて住処を追われるのであればたとえその関係が「あいがない」と主張するにしてもせめて形だけでも入籍して
「佐伯更紗」
ぐらに名前を変えれば検索されることも無く平穏に住めるものをそれをかたくなに拒む態度
ああ、全く持って母親と重なるのでイライラ度マックス!
文(別名:誘拐犯)は主人公の事を「無防備」と評するが私から見れば「鈍感・人の気持ちを考えない」最低な人間だと思う
自分さえよければいい、の考えしか持たないのでたとえDV男であってもあのような「捨てられ方」をされた亮君や谷さんの気持ちはどうなの?と
DVしたくなるように持って行く主人公のサイコパス振り
これは似たような経験を持った人にしか理解できないと思う
私の母親も「被害者」」のようでいて結局、他人に暴力をふるわせたくなるような言動をしているからである(私も私の夫もそして兄も何度話し合いの時に母親をぶん殴りたくなったことか!!!!!!)
確かに実際に手を出してしまった父が悪いにしてもそれにしてもあの態度で来られたら我慢の限度が超える…超えさせる人間が実際に存在するのである!!!!
実情と表に流れている情報は違う
その世間の理解の無さを耐えている二人は尊い!なんて言う感想を持つ人が居たらぶっこ…
ゲフンゲフン
もしくは他者に振り回された経験が無い、非常に恵まれた人がこの本を嫌悪感無く読むことができるのだと思う
関わったらいけない人間に関わってしまった悲劇
正しい生き方を敷いてしまったゆえの文の実家の家族も可哀そう
常識を知らずに育った娘を引き取ってしまったおば達も気の毒(その息子は自業自得だが)
一方だけの言い分だけしか聞き入れられていないようでいて真の「悪」「元凶」はのほほんとして「清らか」なままでこれからも他者を傷つけながら生き延びていくんだろう
はなはだ読後感が悪かった一冊
レビューで「二人が今後幸せになって欲しい」的なものを読むと多分その人は関わったらいけない人間によって自分の人生が狂わされた経験がない幸せな人だと思う
私的には「どうぞご勝手に。でも、私の人生に二度とかかわってくれるな!!!」です

↑なるべく大きなサイズになるように設定しました 笑
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