Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節 

テメレア戦記5 鷲の勝利 ナオミ・ノヴィク

テメレア戦記V 鷲の勝利
テメレア戦記V 鷲の勝利
ヴィレッジブックス

2013年発行 単行本 (今回より静山社の上下文庫本ではなく旧単行本)


黄金の鷲の軍旗が英国の土に突き立った。

ナポレオンがついに本土に上陸したのだ。

だが、この国家存亡の機にテメレアと担い手ローレンスの姿はない。

世界のドラゴンを救うため、命を賭した代価は、国家への反逆罪だった――


正しい事をしたのに反逆罪・裏切り者とののしられ囚人として扱われるローレンス…
今の世の中でも「あるある」な理不尽な出来事ではあるのですが、こうなった一端に
ローレンスがかたくなに守ろうとする「誇り」がどうにもこうにも…┐(´∀`)┌ヤレヤレ
今の時代その「誇り」「忠誠心」を理解するには難しいと思う
組織の方が平気で個人を裏切るのを目にしている(経験している)だけに、ね
兵庫県の知事とか自死した職員とかがいい例で ( `ー´)ノ
もうそこは「自己中」に走って国外逃亡してもいいのでは?と思ってしまう…


わたしならローレンスのだ~~い好きな国王陛下(=錯乱しているという…)
を裏切る行為をしたという自覚とその行為が家名を傷つけるのであれば「自害」
すると思うんだけどな
あとテメレアには「悪いけど一緒に死んでくれる?」と心中を持ちかけると思う


てなわけでどれだけ祖国に貢献しても(ナポレオンを追い払った=英国の危機を救った)のだけれど「罪人」扱いで今度はオーストラリアに舞台は移っていくのであった…チャンチャン    ┐(´∀`)┌ヤレヤレ


何か本当にこの小説、┐(´∀`)┌ヤレヤレ  と言う感想が一番妥当



ローレンスのぐずぐずした性格がどうにもこうにもイラつくので読んでいて苦痛!"(-""-)"