Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

不倫のオーラ 林真理子

不倫のオーラ
不倫のオーラ
文藝春秋

どなたかのブログで紹介されていたので読みました。
2017年1月から2018年の1月の間の「週刊文春」に掲載された
コラムをまとめたものですが、
正直、掲載当時はまさに「旬!」の話題のはずが
たった2年でこうも「古臭い」感を醸し出すとは…
月日の流れの速さを実感させられます。
特に芸能人の事について書いてあると「そう言う人も居たねえ…」と。
このノリで行くと「上級国民」「G20」なども一瞬にして古いネタだなあ…
それにしても題名になぜ「不倫」を付けているのかが不明ですが…
ただ、作家業が長いせいか、いろんな人脈と接する機会があって
色々な事を知り得てそれを表に出さないようにした結果、
当たり障りない表現になりつつあるのが少し残念。
どちらにも偏らず、って言うスタンスを保つって大変なんだろうな。


表紙に猫のイラストがちりばめられているのが可愛いです。