美女の正体 下村一喜
- 美女の正体 (集英社文庫)
- 集英社
- 2018-11-20
- 本
モデルの山口小夜子さんを取り上げているので
私より年上の人が書いた本ぽい印象で読んでいたのですが、
1973年生まれのイケメン(だけどゲイ…)。
o( _ _ )o ショボーン
まあ、写真家としては下手に「女好き」よりもゲイで居てくれた方が
「理想の女の押し付け」が無い写真、ある意味無機物な対象として
モデルの可能性を引き出してくれるのかな?
と言うわけで写真家の彼が思うところの「美女」について語ってます。
「ですよね~」と言う感想。
これが美女のグラデーションp16.17
下…ひねくれている、ひがみやすい、自分の不幸は世の中のせいだと思っている、成長性が無い、自意識が低い、行動を起こさない、
性格が悪い、高望みしなければ需要がある、男にとって必要なレベル
中の下…性格を誉められる、他人の痛みがわかる、顔だけに頼れない、華は無い、向上心がある、印象を残さない、人に覚えてもらえない、
スキルが身に付く場合もある
中の上…日本女性の大多数、異形と比べて健全にいきていける、
男から見て手を出しやすい、中の下だと思っていない、
日によっては美人と言われる、常に比較される
いわゆる美人…振り返られる、外見だけで就職や結婚を成功させることもある、裕福な人生を送れる素地がある、華(パワー)がある、
誰かに似ていると言われる、もう一度会いたいと思われる
絶世の美女(異形)…あがめられる、容姿だけでご飯を食べて行ける、
目が離せない、美の代償を払う必要がある、比較論の外にいる、
悲劇的な人生を歩む可能性がある、誰にも似ていない
別もの(異形)…自己肯定が強い、比較論の外にいる、
他人と闘わない、人を強く引き付ける、個性を掴みとっている、
自覚している、悲劇性がある
ま~なかなかというかものすごく真理を突きすぎていて
絶句するぐらいの分析力…
これを口頭で言われたら傷つき、この人の事を嫌いになる人
大量発生するだろうなあ…
「下」の
高望みしなければ需要がある、男にとって必要なレベル
って、あおり運転の51歳の女がこれかな?と。笑
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