Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ヴァチカン図書館の裏蔵書 篠原美季

ヴァチカン図書館の裏蔵書(新潮文庫nex)
ヴァチカン図書館の裏蔵書(新潮文庫nex)
新潮社
Digital Ebook Purchas

最初、書架に並んでいるのを見た時にこちら



バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
KADOKAWA
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TVアニメ『バチカン奇跡調査官』PV
このアニメの原作かと思って借りたのですが違ってました。
アニメの方はホラーミステリー色が強かったのに対して、
こちらはほんのりBL臭が漂う感じ。
ただ、登場人物の雰囲気は似てますね。


新潮社から出ているラノベ…にしたらちょっと難しい感じかな?
一般小説ともラノベとも言い難い内容でした。その中間。
ほんのりBLミステリーかな????



ところで最近無料アニメ動画を見ていて思うのは「魔女」を題材にした作品が増えたな、と。
魔女=異端=魔女狩り=駆逐
という図式がどうしても思い浮かぶのですが、ここまでこの図式を意識せざるを得ない位今、「魔女」がクローズアップされる時代になってきた気がしてならない。


私の読書感想はある意味「異端」な内容が多いと思う。
素直に「面白かった」と書くことの方が少なく、どこかひねくれているのが多い。
ヨーロッパに行くと「宗教・政治批判、民族・人種」は会話のタブーとされ
本作でもバチカンと言えば宗教が絡むので「言ってはいけない」とくぎを刺される
シーンがあった。
最近の私のブログでも「ga様」という「監視役」が鎮座されていることもあって、
あまり過激な事も書かなくなった(別に意識をしたわけでもなくムラゴ×で吠えても
疲れるだけなので。労力の無駄を悟ったとも言う)。けれど、たぶんこんな感じで
じわじわと「魔女狩り」=「言葉狩り」が始まっている気がする。