Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

武相荘、おしゃれ語り 牧山桂子

武相荘、おしゃれ語り: 白洲次郎・正子の長女がつづる「装いのプリンシプル」
武相荘、おしゃれ語り: 白洲次郎・正子の長女がつづる「装いのプリンシプル」
小学館

著者は白洲次郎・正子の長女(1940年生まれ)
武相荘(ぶあいそう)=武相荘の名の由来は、白洲次郎のユーモアから「武蔵の国と相模の国の境に位置する」事と「無愛想」を掛けたもの
(ウイキより転記 p206にも説明あり)の管理人


文章は正直上手とは言い難い (;^_^A
ただ、母=白洲正子 の事をたびたび
「あの、くそババア」呼ばわりするので親近感がわく!!!!!!!! \(^o^)/
正子が買った服を桂子さんが着ているがやはりハイブランドというものは時代を感じさせないというか逆にある一定の年齢を経た方がしっくりくる
多分、オートクチュールという事ができること自体「金持ち」というか「一定のレベルに達している人」だからできることだからでは?


読んでいて「この正子、という人は元華族?」と思っていたら案の定!
まさかここで最近まで読んでいた↓

下鴨アンティーク 白鳥と紫式部 (集英社オレンジ文庫)
下鴨アンティーク 白鳥と紫式部 (集英社オレンジ文庫)
集英社

下鴨アンティークシリーズの設定が「元華族」だったのが役に立つとは!
考え方・行動が似ているな、と思いましたから!


また酷評しまくっていた↓このシリーズで、

親王殿下のパティシエール(6) 大英帝国の全権大使 (ハルキ文庫 し 14-6)
親王殿下のパティシエール(6) 大英帝国の全権大使 (ハルキ文庫 し 14-6)
角川春樹事務所

一巻目に親王が国費でフランスに遊学している設定でしたが、
桂子さんの父=次郎さんもイギリスに留学していたそうです。
これってただ勉強しに行くのではなく
「ある一定のレベルの友人」との有効な国益・私欲を交えた関係を結ぶためなんですね


いいものは時代を経ても価値がある
ファストファッションは手が出しやすい反面、着ることができる期間が短い
「好き」なものは大切にできるし、また、少しでも長く着ようと工夫する
いいものを選ぶためにはいいものをたくさん見る「目」を養うことが先決!