アケルダマ 田中啓文
- アケルダマ(新潮文庫)
- 新潮社
- Digital Ebook Purchas
背表紙を見て「どういう意味?」と思ったので借りた
結果を先に言えば「血の地所」という意味らしい
p656
アケルダマとは、ユダがイエスを裏切った時の報酬で購入した土地の事で、
まあそれにしても大胆な「聖書の解釈」本だこと! ( ̄▽ ̄)
めちゃめちゃ敬虔なクリスチャンなら怒りそうなほどの「トンデモ解釈!」(≧◇≦)
それこそここまで大胆に解釈した「感想文」を提出したら「間違っている!」と
突き返されるだろうな (;^_^A
とはいえ、聖書に書かれた部分をそのまま「文字通り」受け取ればそう解釈しても
おかしくないな、と言うことに気が付く
そこに着目した点は「すげえ!」 \(◎o◎)/!
ところで表紙を見た時に「えらく昭和風味だな」と思ったのだけれど、
元々は2013~2014にかけて掲載されたものを加筆訂正後に
出版しているので一応は平成が舞台らしい
ガラケーとはいえ携帯電話が出てくるからね
とはいえ、高校生の会話がどう考えても今ではなく昭和! (≧◇≦)
1962年生まれらしいので自分の高校生の時の感覚を反映しているのかな?
読んでいて中高生の頃読んだ 半村良さんとか、
- 戸隠伝説 (講談社文庫)
- 講談社
- Digital Ebook Purchas
高木彬光さんのこれを読んだのを思い出したり
- 成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2)
- KADOKAWA
- 本
「ムー」と言えばどっぷり
「アトランティス大陸」「ムー大陸」「モアイ象」と言った「不思議・謎」系の本も
良く詠んだなあ…
- ムー2023年8月号[雑誌]
- ワン・パブリッシング
- Digital Ebook Purchas
まあ話的には正直最後は尻すぼみ感はあったけれどまるで「史実」かのように錯覚させる技は恐れ入った!(≧◇≦)
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