エレガンス道 マダム由美子
先に読んだ加藤さんの本と似ているようで全く違う。
例えて言うなら「茶道」。
加藤さんが工程A→B→Cを説明するにしても
A→B→C
↑ ↑
α α といった「過程」の中でおける「意味合い」を
教えてくれるような感じ、いわゆる「道」の奥深さを解いてくれる
ように感じるのに対して、こちらのマダムは
あくまでも工程A→B→Cと言った感じ。
だから勘のいい人だったらこの人のレッスンに通えば
ある程度はすぐに吸収して実践に移せると思う。
ただそこに流れる「エッセンス」や言葉以外の背景と言ったものを
この人がちゃんと教えてくれるかどうかは不明ですが。
と言うのも加藤さんは「相手の事を考えることを第一とする」
のに対してこちらの方は「自分をよりよく見せる為の技術」に
特化しているように思う。
どこまでも「自分」が中心に在る。
これって一つ間違えると「ただの勘違いしたタカビー女」の
量産に繋がると思うのだが…
その反面よく見えるテクニックには相当長けているような
感じだから本当に手っ取り早く「お嬢様」「いいとこの奥様」に
化けるにはいいと思う。
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