ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法 エリカ
昨日の↓
- ニューヨーク流 本物の美の磨き方
- KADOKAWA/中経出版
- 2015-06-19
- 本
が、個人的には良かったので古本屋に行ったらあったので買ってみた。
結果はイマイチ。
と言うか本書は簡単に言えば「人生論」。
「本物の美」の方が今の自分が求めている内容に近かったから。
また、本書がデビュー作なのか内容も丁寧と言うか遠慮気味な感じがして
インパクトが弱く感じられた。
例えば昨日引用した内容と近いのが
p178~ 相手を尊重した距離感を保つ
人付き合いって難しいものですよね。
何もかも洗いざらいに話す、心を割って話すのが真の友情とか、
仲良しの証と思われがちですが、本当にそうなのでしょうか?
例えば最近知り合った人とランチに出かけたとしましょう。
お互いがどんな人なのかを知りあういい機会ですが、
会話となれば、
身の上調査のような内容になってしまうことはありませんか?
出来ることなら「ノーコメント」と言いたいけれど、
それを言えば角が立ってしまいかねないので何とも言いようのない、
居心地の悪い気持ちに包まれながらも、
苦笑いの会話を続けてしまうケースもあるでしょう。
ニューヨークに来てからわかったのですが、
新しい出会いの場でこうした身の上調査のような質問をするのは、
日本人ならではのもので、欧米にはありません。
欧米にはプライベートな部分を尊重する文化が定着しています。
どんなに親しい間柄でも、踏み越えてはいけない一線があり、
そこから先はズカズカと立ち入りません。
初対面や友人関係になって間もないのであれば、
共有できる話題から意見を交わし、仲良くなっていきます。
人の事は何でも知りたい_______それは美しい人の心の在りかたではなく、単なる詮索好きな人の心の在りかたです。
昨日に比べて「キッパリ感」が薄いと思いませんか?
そういう意味ではちょっと買って残念だったな、と言うのが本音。
まあ初対面の人とどこまで情報をオープンにするかは自分次第、
ってことがよくわかりました。
ただ、聞きたがりってホント心底呆れる位に強引と言うか
こっちが答えざるを得ないような形で質問してくるから
巧みと言うか年季が入っているなあ…といつも帰宅してから思います。
「もう会わない…」「もう喋らない…」etc.
エネルギーバンパイアですね。
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