見かけは読書日記。中身は毒吐き日記

読書感想を模した毒満載の日記。
普段は西郷どん=夫 に連れられた「犬」
ですが、気に入らないことがあると
一瞬にして「ケルべロス」に変身します。
特に「不倫&W不倫」ネタはケルべロスの
格好の餌食なので該当される方はご注意を。

女たちの武装解除 小島慶子著

女たちの武装解除 (VERY BOOKS)
女たちの武装解除 (VERY BOOKS)
光文社

先に読んだ↓

女子アナ以前 ~あのころのわたしと、いま考えていること。~
女子アナ以前 ~あのころのわたしと、いま考えていること。~
大和書房

↑これは一体なんだったんだろう?
十分自分の力で表現できる文章力を持つのに
なぜ「受けたインタビューを他人が書き起こした文章」で勝負したのか?と。


ハイソ気取りの読者が多い(多かった??)『very』での
連載エッセイをまとめた一冊。
子育て中で悩んでいる人にはお勧めする一冊。
その一方で子育てを卒業した、一歩引いた目で見ることができる立場の
人間からしても「そうなんだよなあ…」と納得できる内容。


特にいい年して卒業して何年経っているのよ?と言いたくなるぐらい
しつこいけどいい年にもなっていつまでも「学校」=「学歴」にこだわっている、
多分だけど私立女子校卒の女に悩まされている人には特に共感できる内容。
と言うのも公立の人って地域で決められた学校、自分の学力に合った学校
とそれぞれの「自分の状況」に合せた学校に進学するのに比べて
私学って一旦入るとそのままエスカレーター。
よって、よりよいエスカレーターを選ばないと先は無い!!!!!!!と
真剣に思い込む世界。と言うよりめっちゃ世界が狭すぎ~~~~~~
その価値観しか持っていないというか知らないというか。


3年ほど前ですか。
仲良し」の学友とホント10年ぐらい久しぶりのランチをしたのですが、
開口一番「あんたの子ども、どの大学に行っている?」でした。
それもめっちゃ喰いつき気味のヒステリックに問われて。
挙句、3時間の話題は「終始子供の学校の話」だったという…滝汗
正直「つまんね~他に話題は無いのか?」と思いつつ耐えました。
そして、縁を切りました。
思い残すことなく。
そういえば、同じ町内の子供会で知り合った私の母校の一学年下の人も
ランチのたびに「誰それさんとこはどこそこの学校に…」の話題ばかりで、
「なぜいつも他人の進学先を聞かされないといけないのか?」と疑問でした。
また、夫の従妹も偶然ですが私より一学年下の母校卒でしたが
上の子は公立に入れて散々だったらしく、二人目は私学に入れたものの
「併設大学に推薦もらえないかもしれないから、
私が役員引き受けて先生に媚売ってる~~~~~~。」と
そこで私が素で思ったのが
「子どもに勉強させたらいいだけの話だろ」と。



絶対に口にしたらダメですよね。笑
それぐらいはわかってますよ。
でも、その大学に入りたいというかその大学がゴールなのだとしたら
入学した時から勉強したらいいだけの事だろ?と。
それ以上の国立に行くわけじゃなく、あくまでもゴールはその私立の
大学なんだろ?って。  ああ、嫌味な私。はいはい。
世の中それがわからないというかできないから困ってるんですね。はいはい。
でも、会社に入ってからの未知数の世界よりも、
学校の方が偏差値と言う基準がある分何を目指せばいいのか
判りやすいと思うんですけど。


とまあ、女子校卒のいつまでたっても「お嬢様」と言う名の
「世間知らず」がまかり通るのか、どの学校に行っているのかが最大の
興味のポイントになるのは間違いないです。
これは多分公立の共学の人には中々理解しにくいのでは?


と言うわけで、「あんたの子どもの大学名は?」と聞かれた段階で
既に長男は4回生。就職の内定をもらったばかりでしたけど、
それを言う気にもならず。会社名言っても「知らない」もんね。
はいはい。落ちこぼれですよねあなた方の基準で行くと。
けれど入社一年目でトップ3の盾を貰い、2年目でトップの社長賞をもらい
3年目の今年7月から「主任」の肩書を貰った(押し付けられた?)長男。
先日の「午前6時に仕事今終った。今から帰る」なんて言うメール(ラインですが)
を貰っても親としては喜んでいいのかどうしたもんなのか…


多分このエピソードを言ったところで私の旧友たちは
「だって、大したこと無い会社なんでしょ?小さな会社なんでしょ?無名でしょ?」
位の言葉しか返してこないんだろうな。
だって「知名度が全て」の考え方だから。
皆が知っている大学。
皆が知っている企業。
それがすべて。
その考え方に縛られている気の毒な女たちに対して書かれているのが本書。
ホント、気の毒。