見かけは読書日記。中身は毒吐き日記

読書感想を模した毒満載の日記。
普段は西郷どん=夫 に連れられた「犬」
ですが、気に入らないことがあると
一瞬にして「ケルべロス」に変身します。
特に「不倫&W不倫」ネタはケルべロスの
格好の餌食なので該当される方はご注意を。

下鴨アンティーク 2巻 白川紺子著

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)
下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)
集英社
2015-06-25

ラノベってなんとなく童貞男子向けのイメージなのですが、
こちらは昔懐かしの少女小説系な感じ。
と言うもの、男子(男児)向けってそこに出て来る女性の造形が
「お前ら、どんだけ妄想に走ってんだよ…呆」レベルが多く
一言で言えば「血の通った生身の女性」ではなくホント「二次元」。
そもそもそれだけレベルの高い造形を持つ女がお前らを相手に…以下省略


一方、女性の書くこう言った妄想(?)は、いそうでいない、ではなく
探したらこういう感じの人居そう=親近感 のある造形が多い気がする。
そうやって小説を通じて「恋愛」を楽しむことができるおめでたい脳を
持っているのが女性と言うものなんじゃないだろうか。


と、関係ない話はここまでにして2巻目です。
3篇目の『亡き乙女のためのパヴァーヌ』はお奨め。
と言うか、西陣空襲の下りは鬼の目にも涙しましたよ…
作中に「ハイネの詩」として『君は花のごとく』と言う詩が
小道具として出てきます。


神様、どうかあの人をお守りください。

どうかあの人が、苦しんだり悲しんだりしません様に。



これに込められた気持ちとそれとは全く相反する出来事…
ツライです。
そして、この小説ってラノベのようであり、ミステリーであったりも
するのですが、個人的には「恋愛」をベースに扱っている気がします。
と言うか、懐かしい思い出の蓋がそっと開く感じ。
ああそうでした。
人を好きになるってこんな感情も持ち合わせていたっけな、って。

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」


この曲も好きなのでこんな風に取り上げられて嬉しい限り。