妄想娘、東大をめざす 大石蘭
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偏差値48の中高一貫校の女子高生が
高校生になるのを機に「東大をめざす!」宣言したことから
始まるマンガエッセイ。
公立私立の言わゆる「進学校」ではなくどちらかと言えば
のんびりした校風ゆえ「先生の理解」が無い描写が何とも…
「そう、あなたなら創立100年越えの我が校から過去に
2人しかいない東大生になる希望の星!!!!」位の
応援があってもいいのではないのかと。
むしろ東大受験の足を引っ張るかのような「課外は全員参加」と
どこまでも学校の方針に従わせようとするやり方を読むと
なるほど、こんな風に生徒を縛る学校だからこそ
「外へ=東京へ 行きたい!!」と思わせる素地があったのではないかと
思った。
学校と予備校の先生の温度差が大人の目から見ると
どちらに心が傾くか、明白。
私ももっと勉強しておけばよかった…と遠い目になること必至!笑
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