「定年後」のお金の不安をなくす 大江英樹
舅の死去により「贈与税」「相続税」というものに興味を持ち、
その流れで「退職=退職金の使い方=年金受給者=年金と老後の過ごし方」
という思考にチェンジ中!笑
p12
老後不安の正体
最大の原因は金融機関とマスコミにあります。
どちらも老後不安をあおるからというのがその理由であり、
それが老後不安の正体なのです。
金融機関が老後不安を煽るのはある意味当然です。
彼らにとって年金は「頼りにならないもの」であり、
「破綻するにちがいないもの」と思わせることで自社の
金融商品が勧めやすくなるからです。
一方マスコミは「老後は安心」という記事よりも「老後は不安」
とした方が良く売れるからです。
p17
給料の多寡によって将来の年金支給額に差は出てくるもののごく普通の
サラリーマンであれば、仮に妻が専業主婦だったっとしても
もらえる年金は月額で22万円くらいになります。
だとすれば、年間に入ってくる年金額は22万円×12か月で264万円に
なります。もし90歳まで存命だと仮定すると65歳から90歳までの
25年間で受け取れる総額は6600万円ほどになります。
老後2千万は必要!と言われますが、年金がもらえれば何とかなりそう…
と楽観視し始める私…笑
とはいえ、余裕のある生活(旅行に行ったり冠婚葬祭費など
ケチらずに気持ちよく出せる状態)を送るには月々31万円ほど必要らしいのですが
31万ー22万=8万足りない という事で夫婦で8万足りないのなら
ひとり4万づつ働きましょう!という展開。
月4万もらえる仕事、ある?
人生後半戦のポイント
1、支出の見直し
2、可能な限り働く
3、公的保証制度のフル活用
とあまりにも、当り前すぎるというかやっぱりそれしかないよな~
って感じですね。
家計の見直し筆頭と言えば「保険料」なんてよく言われますし、
車を手放すのも視野に入れもいい。
年金受給時期をできる限り遅くして、その一方できる限り働いて収入を得る。
まあ、夫に頑張ってもらいましょう!(究極の他力本願発動!!)
この本も資産運用について考える、という項目がありました。
が、
「高齢者向け」「初心者むけ」商品に騙されるな!
と書かれてました。
やるのならあくまでも余裕資金=あぶく銭範囲ですること。
これもついつい熱くなって追加投入しそうな性格なのでやっぱり
たとえ自分の周囲の人が株等をやっていても
「はいはい。みんながやっていてもそれでも私はしないよ。」と
流せる気持ちで居たいです。
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