Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ 木下龍也 岡野大嗣

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ(1400円+税 ナナロク社)
玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ(1400円+税 ナナロク社)
ナナロク社

この本も『図書館のはこぶね』で紹介されていた一冊


アマゾンより商品説明

新世代歌人による新時代歌集が誕生しました。

男子高校生ふたりの視点で紡がれた、七月一日から七夕までの七日間の物語歌集。


ひとつひとつの歌は物語の断片を彩りながら、その強い光を放っている。


日常から徐々に滲みだす青春の濁りを、新鋭歌人ふたりによる217首の歌が描きだします。


ふたりがむかえる七日間の結末とは。本書をぜひ開いてください。


短歌…今、流行っているそうですね
題名そのものが短歌なのですが



玄関の 覗き穴から 差してくる  光のように 生まれたはずだ
 5    7      5      7      7


昔国語で習ったようにちゃんと31文字でこれだけの世界観を構成できることを
改めて認識した気がする!!!!!!!!


全体に一つのストーリーが存在していて読んでいくにつれて「おや?これってもしかして…」と思っていたらラストがものすごかった!!!!
え~!!!!!!ってなって再度読み返すという…
何これミステリーかよ!!って感じで
もっと言えばこの短歌を元に前後の肉付けをした小説が読みたい!!!!!!