玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ 木下龍也 岡野大嗣
この本も『図書館のはこぶね』で紹介されていた一冊
アマゾンより商品説明
新世代歌人による新時代歌集が誕生しました。
男子高校生ふたりの視点で紡がれた、七月一日から七夕までの七日間の物語歌集。
ひとつひとつの歌は物語の断片を彩りながら、その強い光を放っている。
日常から徐々に滲みだす青春の濁りを、新鋭歌人ふたりによる217首の歌が描きだします。
ふたりがむかえる七日間の結末とは。本書をぜひ開いてください。
短歌…今、流行っているそうですね
題名そのものが短歌なのですが
玄関の 覗き穴から 差してくる 光のように 生まれたはずだ
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昔国語で習ったようにちゃんと31文字でこれだけの世界観を構成できることを
改めて認識した気がする!!!!!!!!
全体に一つのストーリーが存在していて読んでいくにつれて「おや?これってもしかして…」と思っていたらラストがものすごかった!!!!
え~!!!!!!ってなって再度読み返すという…
何これミステリーかよ!!って感じで
もっと言えばこの短歌を元に前後の肉付けをした小説が読みたい!!!!!!
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