遺伝子の不思議としくみ入門 島田祥輔
- イラスト図解 遺伝子の不思議としくみ入門
- 朝日新聞出版
- Digital Ebook Purchas
↑ これは著者が東大出、そして出版当時は東大の助教をしていた流れ(?)から
あくまでも「理系に興味がある人対象」にした「教科書」に対して、
本書はサイエンスライターが「授業中寝ていた人」や「起きていたけどすっかり忘れました」ってレベルの人対象にわかりやすくイラスト多用で「興味を持つように」構成されている
同じような題材でも書かれている内容というよりも対象者のレベルが全く違っているから
そりゃ、どっちが「面白い」って感じるのかは本作の方に軍配が上がるでしょう!
とはいえ、まず「教科書」を読んでから「参考書」を読んだので流れとしては理解しやすかったともいえる
中高生なりに遺伝子にまず「興味を持たせる」というファーストステップとしては本作を用いたらいいのでは?働き方改革かどうか知りませんが部活顧問の苦役からも解放されている教職の方々は最低限の「生徒に勉強を教える・興味を持たせる」ぐらいの努力(?)はされてもいいのでは?
ま~すべての人間の「違い」は遺伝子様の影響・配列の違いで生じる、ってことで
※「はじめに」によると最近の高校生はmRNAやゲノムという単語を授業で習うそうです
コロナがなかったら知らずに終わる単語だったかもしれませんね
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