ミッドナイトスワン 内田英治
- ミッドナイトスワン (文春文庫)
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この表紙の草薙さんの表情がすべてを物語っている一冊
本作、映画化されたようで監督自身がこの本を書いた模様。
確かに内容的には「感動物」のはずが、なぜか薄いというか
脚本、覚書ぽいなあ…と思ったのはそういうことか。
俳優が台詞でなく表情や雰囲気と言った言語外の物で
表現するものを文字で表現するのは難しい…
というより
「文字が書ける」
「文字で升目を埋めることができる」
「文章で表現することができる」
「書いた文章で人の心を動かすことができる」
似て非なるもの
監督が「絵(映像)で表現する」のを得意とするのなら
専門外の「文字」で勝負するのはどうかと思う。
15分あるんですけど、ほぼ一冊のエキスが凝縮されていて泣けますよ。
ただ、12分ぐらいから流れるテーマソングを聞いていて↓
Midnight Swan
DREAMS COME TRUE - 忘れないで
のメロディを思い出してしまった
生田斗真がトランスジェンダーの女性に『彼らが本気で編むときは、』予告編
これに似たジャンルかな?(これは映画館で見た)
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