モテるかもしれない。 カレー沢薫
- モテるかもしれない。
- 新潮社
- Digital Ebook Purchas
・読んでも絶対にモテない、を醸し出している表紙のイラスト
・モテの技術は身に付かないが、爆笑出来る本
・作者自ら一行目に
さて本書のテーマは「モテ」であるが、
モテない人間がモテる方法について考えても埒があかない
と切って捨てているように正直初回から5回目まではつまらない
・「打ち切り」の危険性を察知した担当の機転…というより思いっきり担当の
趣味に走った「コナン君」ネタで起死回生
・さらに次の回の「AV男優」では大笑いしすぎて翌日夫に「わらいすぎ」と
チェックを入れられた程
・この2回以降、またつまらなくなった
・真面目に分析すればするほどつまらなくなるという
・全体を覆っているあまりにも「モテ」と程遠い文面から
思いっきり非モテ人種の匂いがダダ漏れの作者が「既婚者」というのが一番びっくりした
p99「AV男優」の回
私が見たのは「元カレと会社で偶然再会して…」というような感じだったと思う。
それに対して私は「セックスは…セックスはまだか!ええい待てぬ!」とドラマ部分を完全に早送りした。
そしてセックスシーンも正直エロくない、もちろん本番はしているのだが
男性向けAVはカメラ目線ならぬ「カメラ股間」なので「そんな体位はねえだろ」という様な体勢で、結合部がばっちり見える様にするし、またそれがドアップになったりするため、画面全体がモザイクになってしまい、性器じゃなくて魚ニソートか写しててもわからないことが、ままあるが、それはそれでエロイのだ。
しかし女性向けAVはそこまで不自然極まりない演出が少なく、キスが多く、男優は甘い言葉を囁いたり、時にはお互い最中に笑顔を見せ合ったりしている。
これには私も「ヘラヘラしてんじゃねえ!セックスは戦場だぞ!貴様戦争中に笑うのか」と怒りあらわである。
正直「抜ける」かと言うと微妙であり、抜く気満々だった私は「イケメン男優が出ている男性向けAVを買うのが正解」という答えを出してしまった。
・目茶苦茶共感してしまった!この調子で突っ走ってくれたらよかったのに…
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