Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

おしゃれは7、8割でいい 地曳いく子

おしゃれは7、8割でいい
おしゃれは7、8割でいい
光文社

・いつもの読者層より低めの30~40代向けに書いた、とのこと
・理由は「おしゃれする気力自体をなくした」という悩みを多数もらうようになったから
・そこで著者が仮説を立ててみたp17

・SNSがますます盛んになって、インスタで自分の生活やおしゃれを披露するのが特別なことではなくなったこと

・おしゃれの中心世代(20~40代)がおしゃれパワー(気力、財力、時間)をうしなっていっているということ

・社会の同調圧力が強まったこと

・服が売れなくなり、アパレル産業自体が力を失いつつあること


どうでしょう。この4つを組み合わせて考えてみると、今、私たちが置かれている状況が見えてくるのではないかと思います。


想定読者層より年上の50代の私が読むと実感があるのでうなずくことばかり
p76   本当に疲れた時には「寝る」

オシャレは気力と体力があってのものだということ。

オシャレを楽しめるくらいの体調をキープしたいものですし、

本当に疲れたらおしゃれは止めていいのです。


思い返すと私が結婚したころは「仕事か結婚か?」の二者択一だったのに対して
私の後の世代は「結婚も子供も仕事も恋愛も…」とはっきり言って


欲張りだな、こいつら


って言うのが正直な感想でした


プライベート重視で仕事はほどほどに…って感じで。(仕事、舐めてんのか?!)
その「欲張り志向」がSNSに触発されて「ファッションもメイクもお料理も趣味もと
すべてのジャンルを制覇or網羅しないとだめ!!」という幻想に囚われていて息苦しくなっている模様(ザマーミロ!!



でもね。
はっきり言って子供がいる限りはメイクやファッションに時間を取るのではなく


子どもファースト!


でいいと思う。てか、それが子供を持った女の最優先重要項目じゃないですか?
ファッション?メイク?
は?テメーの服なんざ誰も見ちゃいねーよ!!!
それ以上に子供連れている限りはスマホばっかり見てんじゃねーよ!!!
このくそが!! と心中ずっと忌々しく思っている。


まあ、後10年もしてスマホばっかり見ていた結果、自分の子供がどんなモンスターになっているのか少しでも想像できる脳みそがあれば今すぐ「何を優先すべきか」考えるべきですね。ファッションとかその他自分の事は子供が大きくなったらいくらでも取り戻せる。
それだけははっきりしている。


地曳さんもあのインスタグラマーは既に「仕事」であり、載せている1枚に2時間は
かかっているその努力の末を賞賛すべきだと。
そしてSNSは「ムーミン谷」であってあくまでも架空で虚飾に覆われた世界なのだと。
理想と現実の区別を認識していないからファンタジーに翻弄されているという事。
もっとしっかりと「自分軸を持つ!」を意識して生活した方がいい。
なんか「繊細さん」と似通う部分がある。