100歳まで動ける体になる「筋リハ」

幻冬舎

本

８８歳の父は若かりし頃、登山で体を鍛えていたのに現在、
ふと瞬間にヨロヨロヨロ…とよろめくようになってしまった。
８４歳の姑も舅の介護が始まるまでは５０代からせっせとアクアウオーキングに
喋りに行っていたのに内科系で入院してリハビリ病院に転院後、
現在リハビリ中心のデイサービスに行っているのにも関わらず
NーB０Xの後部座席（車高低め）に乗り込む時、足を上げることに苦労していた。
そんな風に若かりし頃から鍛えている（体を動かしている）人でもどんどん筋力が
減って行っていずれは歩けなくなる日が来るかもしれない。
というわけで、気がついた今の内から筋力をキープしましょう！てな話。

ｐ28～　年代別・筋肉量減少によって起こりえるトラブル

２０代（筋肉量１００）

３０代…朝、身体が重だるい

　　　　疲れを翌日に持ち越してしまう

　　　  子供の運動会で張り切り競技に出て転んでしまう

　　　 冷え性がひどくなってきた

　　　 肌荒れや肌のたるみがひどくなってきた

４０代…たまにけつまずいたり転んだりする

　　　　代謝が落ちて、中年太りが進んできた

　　　　猫背が進み、姿勢が悪くなった

　　　　腰痛や肩こりに悩まされるようになってきた

５０代…階段を急いで上がると息切れをするようになった

　　　　反射神経が落ちて、瞬発的な動きに自信が無くなってきた

　　　　体が硬くなった

　　　　健康診断でメタボや糖尿病を指摘された

６０代…よろけたり転んだりすることが多くなった

　　　　座った姿勢から立ち上がる時、すっと立てなくなった

　　　　健康診断で「骨量が少ない」と指摘されてしまった

　　　　尿漏れを起こすようになった

　　　　膝や腰などあちこちの関節が痛む

７０代…歩くスピードが落ちた

　　　　「チョコチョコ歩き」をするようになった

　　　　足のふくらはぎ部分が細くなった

　　　　むせたり咳込んだりすることが多くなった

             ペットボトルの蓋が開けられない

８０代…近頃、物忘れや記憶違いが多くなってきた

　　　　精神的に落ちこむことが多く、何もする気が起きない

          　  毎日孤独な生活を送っている

           　 肉や魚をあまり食べなくなった

とまあ、５０代のはずが既に７０代の部分に該当するところがあるんですけど、私…

長く引用ばかりすると誰も読んでくれくれないと思うので結論！
ｐ131

１，筋肉運動（筋リハ）＝速筋　　　←やり方はこの本の肝！

２．有酸素運動（ウオーキング）＝遅筋

３，バランスのとれた食事

「運動している！」と言っても１と２のどちらかではだめ！
３つがバランスよく行われてこそ筋肉が維持・増量できる
特に「筋トレ」と聞くと「うおおおおおおおおおお」と
力を振り絞ってやるイメージですがこちらはもっとスローな
「筋肉リハビリ」。
「え？こんな緩い動きでいいの？」と拍子抜けする動きが掲載されていますが
一日少しづつ時間がある時に…と長く続けることに意味があるとか。
「カーブ×」を見学した時に「これで効果あるの？」と思ったけれど
あの程度でいいらしい。まあ「喋ってストレス発散！」の意味合いの方が
強い気がしたけど…