日本語はこわくない 飯間浩明
- 日本語はこわくない
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確かに「こわくない」けど「難しい」
著者は国語辞典編集者
その肩書から受ける印象は「言葉に厳しい人!」だと思うのですが、
何の何の読み終わった印象は「言葉に対してかなり許容範囲が広い人」。
時代と供に言葉は変わっていく…という事を身をもって実感している人だと思う。
こんな「言葉のプロ」に対して
p160
ずっと以前のことです。インターネットで
「ある言葉に違和感を感じる人がいる」
と書いたところ、読者から
「違和感」と「感じる」が重なっていると指摘を受けました。
「昔の辞書編纂者なら、そんなことば遣いはしませんよ」
と、その読者はある有名な辞書編纂者の名前を引き合いに出して苦言を呈しました。
この例に挙げられている「読者」の存在が「こわい」というか、本人はもしかして
アドバイスなのかもしれないけれど受ける印象は「失礼な人」だな、と。
確かに私もこのブログで「指摘」をしていますが、著者本人にダイレクトに伝えている
わけではなく(ひょんなことから目にしているかもしれないけど)ブログのネタで
書いている。文章で飯を食っている人間に校閲で飯を食っている人間が指摘するのとは
訳が違う。何でもかんでも指摘すればいいと勘違いしている人が世の中多い。
尊敬語と謙譲語がうまく使い分けることができない人は昔固定電話が一家に一台の時代であれば高校生が友人の家に電話をかけた時に相手の親が出たら自然にきちんとした言葉使いで対応できたことが、今の様に一人一台それも友達からしか連絡が来ない状態であれば
練習する機会も無ければ接する事も無いので使い分けられなくて当然の結果だと思う。
相手の立場によって言葉を変える
日々練習のたまものだったんだな…
さあ、新入社員どもよ!
せいぜい言葉使いで苦しむがいい!!!!!!!!笑
言葉使いを間違っても電話を一番に取れ!!!!!
失敗が許されるこの一年が勝負!!
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