Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

「くらし」の時代 米澤泉

「くらし」の時代: ファッションからライフスタイルへ
「くらし」の時代: ファッションからライフスタイルへ
勁草書房

2018年発行



先日書いた

よりは少しは読みやすかった(と思った人が多かったのかAmaz×nの
レビューにしろ読書メ×ターにしろ書き込み数が雲泥の差)


ところで使用しているノートPCの後付けキーボードが壊れまして。
今までの速さで打つことができず。
よって長文引用も不可となりまして。
え?短いブログになって読みやすい?
そうですか…


さて気を取り直して。
p9

ミルクのニットもアツキオオニシのプリントブラウスも

パーソンズのジャンパーもそれはそれは高価な代物であったが、

人々は「おしゃれすることに生きがいを感じる」為に、

個性的であるために、大枚をはたいたのである。




この引用部分の意味が分かる人は読んでも面白かもしれないけど、
(2022年現在でギリ50代ならなるほど~かも)
この部分が意味不明(特に平成生まれ)が読んでも「は?」だと思う。


ユニ黒信者の私ですがこの著者は「ユニばれ」「ユニ被り」がお嫌いだそう。
イメージ、独身かな?この方。
自分の給料を丸っと服につぎ込める人って。(1970年生まれ)


服よりもライフスタイルにお金をつぎ込むのが今風。
そして物を選ぶ視点は「エシカル」
一も二も無くすべては「エシカル」


p219

エシカルとは消費に於いて論理的に正しいということ


が重要視されるようになったのである。

同じものを買うのなら「なんとなく、エシカル」

な方を選ぶ。

無意識のうちになんとなくエシカル!な物を選んでみると、

今の「私」の生活が「丁寧な暮らし」になっていたのである。