Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本 枡野俊明

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本 (幻冬舎文庫)
禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本 (幻冬舎文庫)
幻冬舎
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ヨガを始めた事や父を亡くしたこともあり「仏教系」に興味を持ち始めました
本書、最初のあたりは「禅」や「仏教的」なことが書いてあり「深い~」と
思って読んでいたのですが後半はよくある「お作法」「マナー本」みたいな感じ
なってしまい少し残念


p6

「威儀即仏法(いぎそくぶつぽう)

 作法是宗旨(さほうこれしゅうし)」

という禅の言葉があります。

すべての動作について、礼儀作法にかなった身のこなしをすることがそのまま仏法である。

すなわち、日常生活の立ち居振る舞いそのものを整えることが、そのまま禅の修行であるという意味です。

禅は「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)」すべてが修行です。

立っても座っても、寝ていても、歩いても___すなわち、人間の立ち居振る舞いそのものがすべて修行という事です。(中略)

心を整えるために、まず自らの所作を整えることから入るのが禅の修行です。

立ち居振る舞いが整えば、自然と心も整う。

心が穏やかであれば、言葉に優しさや思いやりがにじみ出てくるものです。

逆に、立ち居振る舞いが乱れていると、心も乱れ、自然と言葉遣いも乱れてくる。

これは自然な流れです。

つまり、言葉づかいが攻撃的になったり、身勝手な発言になりやすい。

そういう所作をもって生活していると、長い間に、社会で敵を多く作る原因ともなり、これが進むと、気が付いた時には、社会から孤立してしまった、なんてことにもなりかねないのです。


長く引用しましたが、この「初めに」の部分だけ読めばあとは察しがつくもの
時間のない人は「目次」だけ目を通すとポイントがまとめられています