Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

通い猫アルフィーのはつ恋 レイチェル・ウェルズ

通い猫アルフィーのはつ恋 (ハーパーBOOKS:【通い猫アルフィー】シリーズ 第2弾)
通い猫アルフィーのはつ恋 (ハーパーBOOKS:【通い猫アルフィー】シリーズ 第2弾)
ハーパーコリンズ・ジャパン
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通い猫になって数年後 新たに「貸家」の看板が出る
「この家の通い猫になれたらいいな…」と思っていたらどうも引っ越してきている模様
ただ、その新たな住人、夜中に引っ越し作業をするわ既存の住人とは顔を合わせようとはしないわ…と「謎の住人」存在となり猫も人間も興味津々…
挙句の果てに、その家の向かいに住む夫婦が
p52

「かなり変わった夫婦だな。人種差別主義なのは言うまでもなく、知ってるか?僕が通りを歩くたびに、あの家のカーテンが動くんだ」



うわあ…(;^_^A
要は人気ブロガーさんの言葉を借りると「セ×ムばあさん」状態!!
果てはp175

「しょっちゅう訪ねてきては玄関をノックするの。いつも私が仕事で留守の時で、主人のティムは頭がおかしくなりそうになっているわ。応対してやめて欲しいといえばいいと言ったんだけど、やろうとしないのよ」

「多分、あなたたちが隣人監視活動の集会に来なかったから不審におもっているのよ」

隣人監視活動…
これ、わかる!
私の知り合いも似た事言っているし!
要は暇なんだろうけど、やられる方はたまったものじゃない!!


そしてタイトルにあるように「はつ恋」に関してはこの奇妙な隣人の家に飼われている猫が
「真っ白でブルーの瞳」を持つ「美猫=スノーボール」
彼女にアルフィーは一目見ただけで恋に落ちる
けんもほろろのの超塩対応で落ち込むけど!!( ´艸`)


その一方で1巻から出てきている「友人」のタイガー
名前は勇ましいけれどれっきとした「♀猫」
案の定、タイガーはアルフィーに気があるのにアルフィーはスノーボールに夢中…と
女心がわかってね~な展開!


奇妙な隣人の行動の裏にはどんな秘密が…とミステリー仕立てと恋の行方は?はたまた
通い家の住人の問題も解決しつつ…と一粒で何度おいしい状態で今回も話は進むのであった…