Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

愛に殺された僕たちは 野宮有

愛に殺された僕たちは (メディアワークス文庫)
愛に殺された僕たちは (メディアワークス文庫)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas

え~っと (;^_^A
メディアワークス文庫って、ラノベの最高峰ですよね?あれ違った??
読んでも大した中身のない、
さらっと読み流す時間つぶしの為の本の位置というか、
読み終わっても何も残らないものしか書かないのがラノベですよね?
(思いっきりディスってみました! \(^o^)/)


まあ、そんな認識の出版社の出す本がまさかこんなくそ重たい設定の本を出してくるとは…と驚愕の一言!




「お前は私の子供だから…愛しているから何をしても許される」認識の親に
虐待されている高校三年生の男女
これが対大人だったら「私はあなたの為に言ってあげているのよ」と一字一句違わずに本当に言葉に出して言う人と同列の「あなたを愛しているから、こうするのよ」という親の話



うわ~読むの、しんど~とサスペンスタッチで話が進むのですが…
「実行犯」の正体はすぐにわかる…というかそもそもこういう小説で
本来なら「モブ」位置のはずの某登場人物が何回も出てくるときは「そいつ」
ってのが定番
見抜けないのはミステリーを読み慣れていない人間位


話としては前半は面白かったけど、オチというか「いや、警察そこまで無能じゃないでしょ」という突っ込みをしてしまうほど「荒けずり」な作品になってしまうのはやはりラノベだから???? 一般小説ならここまで「ザル」だと読者は納得しない
中高生相手ならこの手の「ザル」設定でも丸め込まれるのかもしれないけれど…


う~ん 中途半端だった 惜しい感じ