デッドライン 千葉雅也
- デッドライン(新潮文庫)
- 新潮社
- Digital Ebook Purchas
ある方が紹介されていたので借りてみた
ちなみに別館の書庫扱いだった…2019年発行なのに…(;^_^A
正直、好みに全く合わず
話が堂々巡りというかつかみどころがなさ過ぎて
哲学書、として読めばいいのかもしれないけどあくまでこれは小説として発表したのなら
中途半端に書いては放り出すような断片的な書き方は止めて欲しかった
p35辺りで
「魚がおよいでいる、楽しそうだ。」と荘子が言ったのに対して
恵子(けいし)が
「あなたは魚でないのに、なぜ魚が楽しいとわかるのか」と返した。
すると荘子は
「あなたは私でないのに、どうして私が魚のたのしみをわからないとわかるんだ」と返す。
再び恵子が
「私はあなたではないから、むろんあなたの事はわかりません。ならば、あなたも魚ではないのだから、あなたが魚の楽しみをわからないのもそうじゃありませんか」
と返す話が出てきます
引用部分をまじめに読んだ人いらっしゃいます?
はい、手を挙げて \(^o^)/
そして二人が何を語り合っているのか理解できました?
もし私なら恵子にあれこれいちゃもん(!!)つけられたら
「ほかの誰でもないこの私が魚が楽しそう!って思ったら魚の本心がどうであれ楽しそうなの!!!!!
それ以上も以下もなく!!!!
ホンマ、話しのわからんやっちゃな!!! "(-""-)"」と
恵子的な人間とは距離をおきます!
以上!!!!!!! ( *´艸`)
あ、内容は別として政治家の皆さんが超興味のあるLGBTQの参考資料にはなると思いますね( ̄▽ ̄)
「菊の門」から始まるのか、男同士の関係って…
「会話」とかじゃなく?ってとかそういった「男同士の生態」を知るにはいい参考書になるとは思うのですが…( ̄▽ ̄)
これ、学校で「多様性を理解するために」とかなんとかそれらしいことを言われて「読んで感想書け!」とか言われたら[ちゃっとgtp]や「えーあい」に丸っと丸投げしますわ、私が高校生なら
ただはっきり申し上げたいのは「男同士のからみそのもの」を否定しているのではなく、
身体の好みだけで不特定多数の人間といとも簡単に交わってしまうその軽さというか
「そこに愛情はあるのか?」と言った「感情面に重きを置いていない」性的思考が
どうしてもこの小説を受け入れられなかった原因だと思う
もっと真剣に相手を見極めてから事に及べよ!!!と昭和のガチガチ貞操観念の女が読みながらイラついた結果です
(まあ、女でも「お持ち帰り」とかなんとか言われちゃって軽~く扱われている種類の女にも言えることだけどね。まあ、幸せとは程遠いね…)
まあ読む人を超選ぶ一冊ですわ、これ
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。