ふたりの文化祭 藤野恵美
- ふたりの文化祭
- KADOKAWA/角川書店
- 2016-03-30
- 本
表紙のイラストからくるほのぼの系とは違っていてむしろヒロインが
毒々しいというかたくましく精神的大人(過ぎ)。
偶然先に書いた「ユーフォニアム」にも友情について抜粋しましたが
こちらにも面白い記載がありました。
p21
中学時代だって、一度足りとも九条君について考えたことは無かった。
他の友達と同じ。
転校する前に仲が良かった子たちは何人かいたけれども、
結局、環境が変わって、連絡を取らなくなると、徐々に心から消えて行った。
去る者は日々に疎し。ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
だね。その時は「友達!」って思っていても、
段々と時が経つにつれて実はお互いにそんなに重要だと思わなくなるから
久しぶりに会ってもその時は盛り上がっても、それが終わるとまたいつもの
生活に戻っても何の差し障りも無いってことなのかもしれない。
ビブリオバトルで紹介された
- ふたりはともだち (ミセスこどもの本)
- 文化出版局
- 本
以下4巻、機会があったら読んでみたいです。
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