Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

OVER60 Street Snap

OVER60 Street Snap ―いくつになっても憧れの女性
OVER60 Street Snap ―いくつになっても憧れの女性
主婦の友社

表紙のお姉さま素敵~~~
美しいというかエレガントと言うか女性らしさにあふれた表情。
おいくつだと思います??
74歳ですよ!!!!
ここに貼ってしまったら若干老けて見えますが、
本体の写真の方がより素敵です。
「御嬢さん、お茶でも…」とフランス(特にパリ)なら
声かけられてます、きっと。(三輪さんも声をかけられるそうな)
この方の他の写真も笑顔がキュート!!!かわいい~~~
こんな風に年を取りたい、こんな女性になりたいと思った一枚。


さて、他の方々は正直「残念な人」もいらして…
一番若い61歳の人がどうしても「70代」にしか見えなくて…
夫にも「この人いくつに見える?」と聞くとそれ以上の年齢で…(以下自粛)
思うに、60代の方が「70代よりも老けてorおじさん」に見える反面、
70代の方が「おんならしい」と言う摩訶不思議な現象…
なぜ??
女性は年を取ると一歩間違えると即「おじさん(ベリーショートヘア&サングラス)」
になるので自分では「おしゃれ」のつもりでもはたから見ると
「この人おじさん?おばさん?」と悩まれないようにエレガントな雰囲気を
常に意識した方がいいと思う。
その一方で「ただの少女趣味」に陥らないようにも気を配らねば。
難しいねえ…うにゅううううううう


ただこの本を「高齢女性のファッション本」として見るのは浅はか。
彼女たちが語る「ファッション論=人生論」を学ぶべき本だと思う。
ランダムにピックアップします。


「いつも玄関の前で『よし来い!』って言ってから出かけるのよ。

自信を持って着ないと、服に着られちゃうから。」

「仕事で嫌なことがあっても随分と服に助けられたわ。

気に入った服に袖を通せば、元気になれたもの。

ただ買いすぎることもあった…でもね、その時小学生だった、

娘にもらった一言が忘れられないの。

『お母さんいいじゃない、それでまた元気になれるんでしょ』って。」

「よく美人と素敵な人を混同している人がいるけれど、

それは違うものだと思うの。私は素敵な人になりたいから頑張り続けているだけよ。」そして

「『貴女に会えてよかった、元気を貰えた』って言われる人になりたいわ。」

「辛いことが起きても『これは私が通る道だったんだ』

って思えば乗り越えられる。と言うか時間は過ぎてくれるの。

誰だって愛する人がいなくなったら悲しいわ。

でも、戻ってこないもの。その後、自分がどう生きるかよね。」

「物質的な身体がないだけで、その人の残した者や思いは存在し続けると思うの。そこに寄り添って生きていれば、今でも一緒に居るように感じるわ。」

「数年前に病気になった時は、負けるものか!って言うモチベーションでは無くてね。

どうせ病気になったんだから、楽しめばいいじゃん!って思ったの。

人生いつ何が起きてもおかしくなんだから。

仕事もそうだけど、とにかくどんなことでも楽しもうとしなきゃ! 

特に初めて経験するようなことはね。それが私の人生観よ。」

「最近の女の子って、色気が無かったり、無防備な振る舞いの子が多いと思うのよね。

いくつであろうと、女性らしい立ち居振る舞いができないのはマナー違反よ。」


「歳をとって、初めてしっくりくるスタイルを見つけた気がするの。」

若い頃からの試行錯誤の末にたどり着いた答え。

「これだ!」と言う納得。

何事も経験が全て、と言うわけじゃないけれど。

色々な自分を発見して行くことで、自分自身のスタイルは紡ぎだせるもの。

「常に人にどれだけ親切にしていられるかが大切なの。

普通の生活をして、普通に人に優しくしていれば、奈落の底に突き落とされるような

事は無いのよ。人に嫌な事をするのは、その人にとって絶対マイナスなの。

悔しくても怒りが湧いても、グッと我慢できるかどうか。

そういったことがその人の人生で色々なことに影響していくのよ。」

「ファッションとは今を生きている証よ」

「衣服は『生きる姿』そのもの。歳をとるほどその人の生き様が外見に滲み出ると思う。」



そう衣服にはその人自身がストレートに表れるもの。
だからいくつになってもおろそかにしたくない。
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これが全てですね!
その服の価格が高い安いは問題外。
いかに自分に似合って、自分の欠点を補ってくれるように工夫するのが大事。