Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

シングルマザー 真田コジマ

([さ]6-1)シングルマザー (ポプラ文庫 日本文学)
([さ]6-1)シングルマザー (ポプラ文庫 日本文学)
ポプラ社

最初の話の文体が全て「~だった」「~なかった」「~してくれた」
と「~た」で終わっていて単調。素人か?!とイラつく。笑
そしていきなり次編以降は元気のいい関西弁の蚤の夫婦、関白亭主過ぎて
妻から離婚を切り出される夫の話、新婚一年目で元カノと「いたし」ちゃって
妻にぶちぎれられる話…とどう繋がるんだ?と思っていたら…


昨日書いた『ニセモノでも恋だった』がアンハッピーエンドで「残念」と
思ったけれどこちらの「ハッピーエンド」には「異議あり!!」と
言いたくなってしまった。
これってその「恋」の過程を知っている人間にしてみれば「応援したくなる」
場合とそうならない場合がある、ってことで。
題名と表紙の写真の重苦しさを丸っと裏切ってくれる一冊。