Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

女性のためのアンガーマネジメント 川嵜昌子

仕事もプライベートもうまくいく! 女性のためのアンガーマネジメント
仕事もプライベートもうまくいく! 女性のためのアンガーマネジメント
産業能率大学出版部

やっと読めたわ…なぜか身を入れて読めなかった。
私の様に「怒りをパワーに変えて前に進む」タイプの人間もいるので
前向きな怒りはいい事なんですが後ろ向きの怒りは…ね。
前向きの怒りで頭に浮かぶのが「蓮舫」議員。
同じいて座として「日本を変えていかねばならない!」と
使命感に燃えているのは良く分かるのだけれどなぜかいつも滑っているよね…
特に同じいて座の菅ちゃんのあの曖昧な態度に
「あんた、そんなタイプと違うやろ。もっとはっきり言いたい事いい~な!怒」
という気持ちが前のめりになりすぎて「イタイ」と言われている気がする。
菅ちゃんももしコロナが無い時代に総理大臣になっていたら「デジタル庁を創設した」
偉大なる総理として歴史の教科書に好意的に書かれたはずが「無能」の柔らかい
表現で歴史に名を遺すんだろうなあ…
船頭多くして船山に上る、の例文で国語辞典に名を残すかだよね。
もちろん紙ベースではなく電子辞書で。



ところでSNSをしていると避けて通れない否定コメント。
凹んでしまってやめてしまう人も居ますが、こんな風に捉えたらいかがでしょう?
p66~


異なる意見は否定ではない

自分の考えに反論されたり、反対意見を述べられたりすると、あたかも

自分自身の存在や人間性を否定されたかのような気持ちになってしまう事があります。しかし人はそれぞれ違う考え方・価値観を持っているものです。

例え相手が自分自身の考えや意見に賛成しなかったとしても、自分の存在が否定されたり、傷つけられたりするわけではありません。

自分の存在価値を軽んじられているわけでもありません。

逆もまたしかりで、誰かの意見に対して、自分が「そうは思わない」と言ったとしても相手の存在や人間性を否定しているわけではありません。

むしろ異なる意見を自由に言い合える方が健全であり、お互いの存在を認め、尊重していると言えるでしょう。わざわざ「不毛なべき」「有害なべき」で自分を縛り、相手を支配するという不健全な方法を取る必要はありません。



本書で一番腑に落ちたのがp70

自分の人生のハンドルを握るのは自分

「怒る」も「怒らない」も自分が選択した結果


アンガーマネジメントにおいては、主語は常に「自分」です。

すなわち「誰か」もしくは「何か」が自分を怒らせているのではなく、

「自分が」怒っていると捉えています。

怒る時は、自分が怒るという選択をし、実行しているという解釈です。

(中略)

同様に誰かから「お前のせいで腹が立った」「××さんのせいで怒っているの!」等と言われた場合、確かにあなたは怒りのきっかけになったのかもしれません。

しかし、怒り続けているのは、その人が選択した行動です。

つまりあなたが怒らせ続けているわけでは無いのです。

「不毛なべき」「有害なべき」も結局のところ、あなたがそれを選び、それに基づいて行動しているのです。誰かに決めつけられたり、否定的な意見を言われたとしても、拳銃で脅されでもしない限り、従うかはどうかはあなたが選べます。



という箇所を読んでからは「ムッと」した場面に遭遇した時に
「あ、私が怒りを持続させているからダメなんだ」「自分が『怒り』を選択しているんだ」と思えるように。ただし、本当に小さなムッ!の時だけですけどね。笑