少女を殺す100の方法 白井智之
・14歳の多くの女子が理由もなく惨殺される話が5編
・文末に参考文献として「ノックス師に捧げる10の犯罪」というものが
書かれているのでそれを検索すると
・犯人は、物語の当初に登場していなければならない
・探偵方法に、超自然能力を用いてはならない
・犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)
・未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
・中国人を登場させてはならない
・探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
・変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
・探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
・サイドキックは、自分の判断を全て読者に知らせねばならない
・双子・一人二役は、予め読者に知らされなければならない
という10戒が推理小説には存在する模様
・これらに対抗するかのように書かれたと思うのだが、正直
アンフェアというかこじつけ・無茶ぶり発揮レベルできちんと
「推理」する為に読むと「肩透かし」が半端ない
・理由なくただただ少女を肉片と化すまで乱暴に扱う話ばかりが書かれており、
そういった猟奇的な話が好きな人には向いていると思う
・落ちが無い、レベルなので虚しさが半端ない
・この本を「ミステリー」ジャンルに認定するのは無理!
・どこがいいのかさっぱりわからない
・作者は「合津(あいつ)サトコ」という女性に恨みでもあるのか??
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