Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

営業女子 太田彩子

営業女子―働き方の基本がわかる教科書
営業女子―働き方の基本がわかる教科書
プレジデント社
Digital Ebook Purchas

本書で言われている「猛烈社員」(狩猟型営業)を間近で見て育ったので
「ふ~んこんな営業方法で仕事ができたらいいですね(棒)」
というのが正直な感想なのですが、コロナ後は「農耕型営業」がイヤでも
主流になるのだと思います。
ただ直接対面せず電話・メールと言ったもので営業する方が一見効率が
いいとは思うのですが、
営業相手が男性の場合は長男が3日早々に「接待ゴルフ」を
行ったように実際に会う方が距離が縮まると思う人も居るだろうし
性別によって対処法を変える必要がある


それこそ「お礼はメールではなく手書きで」ではないけれど。
根底にその営業マンの「真心」が感じられれば最終「どっちでもいい」
のですが。
ただいかにも「上司から手書きで書け!と言われたから書きました」的な
物をもらっても嬉しくないし、下手な営業トークをする人間が来ても全く
嬉しくない。
そこら辺の「見極め」ができるかどうかのセンスにかかってくる



ところでこの人が提案している「他の人が残業で遅く残っていても
自分がノルマを果たしていたらさっさと退社する」というやり方で
他者との不協和音が生じないのか聞きたいところ。
最終「センス」よりも「図太さ」が肝!となったら話にならない
また本文で「結果を出している」と書いてある部分にお勤めの会社名を
具体的に挙げて
くれれば「この働き方でもOKなんだ!」とその会社で
営業を希望する人が増えてそのやり方がスタンダードになって行く
のではないでしょうか?


もっと言えば既存の大企業の上層部の意識を変えない限り「絵に描いた餅」「机上の空論」
「砂上の楼閣」のまんまで終わりそう