Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

徹底してお金を遣わないフランス人から学んだ本当の贅沢 吉村葉子

徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢
徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢
主婦の友社
Digital Ebook Purchas


↓ こちらよりは少しは読みやすかった

人生後半をもっと愉しむ フランス仕込みの暮らし術
人生後半をもっと愉しむ フランス仕込みの暮らし術
家の光協会

ただし、読み終わった後「はて、何が書いてあったかな?」という感想になるのは
同じ


もしかして「フランス人は貧乏だからケチにならざるを得ない」んですか?と
言ってはいけないことを思った次第。
元々「お金が無い」から物を買う目もシビアになるのは当然の事。
だって欲しくても買えないんだから。
なのでセーターがほつれてもアップリケで着続ける…って感じになると
日本では「戦中ですか?」という感想にならざるを得ない。
手土産に高価なものを持って行く余裕が無いから手作りする。
確かに一回2回作るだけだと道具をそろえる経費が掛かるけれど、
毎回手作りのケーキを持って行くと添加物も入っていないし「まあ、手作り!!」と話題の提供にもなるし。
テーブルクロスやナプキンと言ったファブリックも大きな布を買ってきて自分で縫ってしまえば気分も一新!自宅がお気に入りのカフェっぽくなるし…
と、そうやってアイディアを出して実行さえしてしまえれば「優雅」な時間が手に入る。
窓辺やベランダに椅子と机を持ち出してお茶をすれば街角でのカフェタイム(もどき)を
堪能できる…
コロナ禍で「生活が苦しい」と言う人ほど真似する部分はあると思う。


そういえば昔、自宅を残したまま家族で社宅に赴任することになった時、
引っ越しの見積もりのおじさんが「食器だけは気に入ったものを持って行きなさい。
適当なその場しのぎの物を持って行くと身が入らないよ」と言われました。
「お気に入り」の食器があるだけでほっとしたのでやっぱり狭くてもお気に入りの
物に囲まれた生活というのは大切かと。