Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

シンデレラ・ティース 坂木司

シンデレラ・ティース (光文社文庫)
シンデレラ・ティース (光文社文庫)
光文社
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女子大生が夏休みの間だけ歯科の受付嬢のバイトとして入っての謎解き。
う~ん…
2006年の発行とはいえあまりにも女子大生がおこちゃま過ぎて…
そのくせ恋愛だけはいっちょ前にするんだ…ふ~ん…みたいな。
それこそ「花井愛子」が書いていた女子高生が大学生になりました!感ありあり。
大学生にもなって臆面もなく「パパ、ママ」と言うその何とも言えないおめでたさというかおっとり受け身で親に可愛がられて何不自由なく育ちました感がどうにも…
この作家さんが書くどの小説の主人公と共通したタイプではあるのだけれど
ただ、あまりにも今回は鼻に付きすぎて面白くなかった。


「お嬢ちゃん、おいくちゅでちゅかあ?」って言いそうになる。


作家さん元々「少女小説」出身で、名前を変えてミステリー作家として
再出発したのか?と思ってしまうほど今回、かなりイタイ
少女(19歳の大学2年生を少女というのもどうかと思うけれど40、50でも臆面もなく「女子」と言い切る厚顔無恥なババアも大手を振って生きている現代だからOKか。毒)
小説レベルだった。