Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

百女百様 はらだ有彩

百女百様 〜街で見かけた女性たち
百女百様 〜街で見かけた女性たち
内外出版社

ファッションの棚に置いてあり手に取って表紙のイラストを見て「面白そう」
と借りてみた。よくある街で見かけた変わった人個性的な服を着た人を
面白おかしく書いている系だと思って。
ところがどっこい、えらくヒネている。癖がありすぎるとも言うけど。
服装を通じて「LGBT」を語っているというか…


「神戸の女子校中高通った」というp10あたりの文章で
「え?どこ?」と元女子校出身者としてはそこが気になる!笑


てなわけで検索(捜索)開始!!
名前で軽く検索をかけると大学は

京都市立芸術大学 美術学科・油画専攻・壁画ゼミ卒業


とのこと。そこでGマップで大学の場所を検索すると
ご近所に「京都大学桂キャンパス」があるのでここがp22に出てきた
「ピンクふわふわ女子」と遭遇したバイト先でもある大学食堂とみた。


さらにはインタビュー記事を見つけるとそこには「お母さん」について(多く)
語られており「ゴリゴリのフェミニスト=暴力救援センター・大阪SACHICOの
原田薫さん」に行きつく。なるほど、本人はどこまで自覚しているか不明ですが
シッカリお母さんの影響も受けている。本文後半に「男の子になりたかった」と
まであるのでこれは「娘を理解するために母が勉強してフェミニストのプロ(?)に
なったのか?」と「卵が先?鶏が?」状態なので保留。




これより「海辺の平和な街に生まれる」「六代せんべいやを営む父」ということと

そういえば母は、地域のミニコミ誌をずっと作ってましたね。

「明石をもっと知ろう」みたいなミニコミ誌でした


家業は今や弟が継いでいるという事から


「明石  せんべい 七代目 原田」で検索をかけると

が、ご実家なご様子。
おせんべい…おいしそう…


肝心の中高はどこ?ということで最後のあたりに最大のヒントが! p183

私が通っていた中学校の制服はダサい事で有名だった。ジャケットもスカートも真っ黒だった。「喪服」「カラス」と言った悪口で呼ばれていた。



という事で検索をかけたら「親和女子校」だと思われ。(ノリカの母校ですね)
最近制服が一新された模様ですが、面白い事に卒業生の学校紹介サイトを見ていたら
「前の方が良かった」「卒業したら愛着がわいた」という意見が占めていた。
その時はその良さがわからなくても一歩外から引いてみたら良さがわかる、ということか。


とまあ、本文の感想は丸っと無視して「自分の興味を持ったこと」を追及してしまうのは
ストーカー気質の現れ。瞳に映った景色から場所を特定できる時代ですから
少しの情報でも集めりゃ個人情報なんて丸っと丸裸。