Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ネット予約時代の困ったお客のトリセツ 飯野たから

ネット予約時代の困ったお客のトリセツ
ネット予約時代の困ったお客のトリセツ
自由国民社

世の中とんでもないクレーマーがいるんだなあ…と感心するほどの
低レベルな客(既に客という概念ではない)がはびこっている日本の現状!
買った服を3か月後に「似合わないから返金して」とボロボロになって明らかに
使用しまくった感駄々洩れの服を返品期間を過ぎてから堂々と着払いで送り付けてくる
面の皮の厚さ。
店側が拒否したら今度は口コミで低評価。
なるほど。これから口コミを見る時に明らかに高評価が多い中に一つポツンと
低評価がある場合は「個人的うらみ」なんだな、と解釈することにしよう。


一方で、私も散々「酷評」の読書感想を書き殴っていますが
これは個人の「感想」なのでギリギリセーフ!笑
ただ作者の容姿や私生活をバッシングしたら一気にグレーゾーンどころか
真っ黒に突入する様で。
私が感想を書いている本は大半が図書館本なので自分の財布は傷まないとはいえ
正直「金返せ!」レベルの本は多数存在する。
(時間を浪費した分を返せ!という気持ち)
あと自分が口コミを参考にするときに思うのは「理由」を書かず単に
星だけ付けている口コミは全く参考にならないどころか邪魔!とすらだと思う。
なぜ自分はこれに対してこういう低評価を付けたのか、それを読んだ人が参考に
する為の説明する義務がある、と密かに思っている。
他にも例えば本であれば作者がそれを目にした時に
「なるほど、この人はこの部分が面白くなかったんだな」と
今後の参考にしてもらってより良いものを提供する材料になって欲しいから。
とはいえ、もう何も書く気も起らないクソ!も存在するわけで。
そういう時はもう、感情のままに酷評の限りを尽くしております。


よくドラマとかで上司が部下の提出した書類に「ダメだ!やり直し!」とだけ
突き返す場面とかあるじゃないですか。
あれは今の時代「パワハラ」扱いされかねないので今なら具体的にダメな部分を
説明しているのでしょうか?
「これ、インパクトが弱い」「似たプランが既にある」「採算は取れるのか?」とか
何かしらのわかりやすいヒントを提示して欲しいし自分が上司ならその案を受け入れられない点を言うかな。
その一方で本当にもう「お前は小学生か?」とプラン以前のものを平気で出してくる部下
っていると思うんですよ。そういう時はやっぱり一言「やり直し」としか言葉が出てこないんだと思うんだよなあ…


と言わけで「小学生以下レベル」の客のクレームに店側としての対策が
後半に載っているのでお店側も精神を病む前に一読及びしかるべき機関に
相談を。