Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

春となりを待つきみへ 沖田円

春となりを待つきみへ (スターツ出版文庫)
春となりを待つきみへ (スターツ出版文庫)
スターツ出版

多分作風的にはこちらが得意系なんだと思う。
昨日感想を書いた方はもう駄作の極みでしたから。
とはいえ、こちらが滅茶苦茶いいというわけでもなく。
そもそも過去の作品の題名が
『僕は何度でも君に初めての恋をする』
『一瞬の永遠を、君と』
そして本作『春となりを待つ君へ』…
タイトルを見ただけで大体想像が付くよねえ…
ある意味、何というかラノベ本筋とは違うかもしれないけれど
「どこかで見た様な…」系。


ネタバレさせて毒を吐きます。
まず、正体不明の若い男をなんだかんだと言いつつも家にあげるという…
おばちゃん的には「無いわ~~~~~」。
今の子、ってこれOKなの????
まあHをするわけでもないのでまあ話を進めるとして
何やら想い人がいる感じの「今はいない、君」を思い出す描写。
まあ、しつこい。笑
名前の付け方からして察しはついたものの「双子の弟」の事を
「きみ、きみ」と世紀の大恋愛の相手かのような描写。
しかも事故死しているのに両親を恨むという…
双子の片割れを亡くした人間より、子を亡くした親の方が辛いわ!!怒
そんなことを一切考慮せず心を閉ざしている女。
いや~も~「泣かせますよ系」というか「感動させますよ系」というか
若い子は泣くかもしれないけどおばちゃん的には「うぜええ」…
ああ、しつこい。もう面倒なので筋だけ追って終了!それでも全然問題なかった。
浅いなあ…


それよりやっぱりこの本に限らず初対面で男とHできる女とか設定でも無理!
(本作は家に寝泊まりさせるだけ…とはいえ…全く見知らぬ男をですよ??!)
似たバージョンで酔った勢いとか。無料で読める漫画でその設定多いし。
似たり寄ったり過ぎてホントなんか飽きるというか本がそれで売れるわけない。
R眼きつくなってきたし、それ以上に集中力もかなり無くなってきているので
本を一冊読むのが段々苦痛になって来ている。
だって、ホントつまらない本ばっかり!