Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

「母と息子」の日本論 品田知美

「母と息子」の日本論
「母と息子」の日本論
亜紀書房

どなたかが紹介されていたので予約してみました。
正直読んでいて何度も寝落ち…いや「この人はなぜこの本を書いたんだろう?」
という疑問が浮かんでは消え浮かんでは消えついでに寝落ち…(しつこい・笑)
結論を言えば読んだところで何の解決も見いだせない。
日本における母と息子の関係の事例を挙げているだけ。
「だからどうした?」みたいな不完全燃焼。
これは私が子育てを終了したからなのか?
現在子育て中の人が読んでも納得がいく内容なのか?
息子達が18歳で大学進学と同時に家を離れたので
私の子育ての記憶はそこで途絶えている。(卒母)
彼らが大学の時にいかなる人間関係を構築し果ては就職活動をしたのか一切知らない。
逆に家を離れていてくれてよかったと思う。
下手に家に居たらあれこれ口出しをして親子関係が悪化したと想像が付くので。笑


シングルマザーの方々には申し訳ないが、男の子を育てるのにあたっては「父親の存在」というものが非常に大きいと私は思っている。
息子達が中学生の時にあれこれ言っていると夫が一言「子供らはわかっているから、
黙っておけorほっておけ!」とよく怒られた。笑
中学生にもなると男は男同士つるんで共通の話で盛り上がり、私一人が仲間外れだった。
そんな流れから「お父さんに相談し(なさい)」という台詞を私が言うようになり、
子どもたちから一線を画したのもわが家の「親離れ、子離れ」に貢献(?)したと
今となっては思う。
これは成人しても変わらずの関係の様に見える。3人が対等というか一人の人間として
会話している様に思えるので。


逆に息子達には手が掛からなかったけれど夫と二人になった今、
一番手がかかるのが「夫」という事実!笑
私の目からすれば夫は立派に母親にコントロールされている男のに見える。