Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

元刑事が教えるウソと心理の見抜き方 森透匡

元刑事が教える ウソと心理の見抜き方 (アスカビジネス)
元刑事が教える ウソと心理の見抜き方 (アスカビジネス)
明日香出版社

この記事の前に雑記ブログが2つある事である程度、お察し本
「元刑事」が売りのキャッチコピーですが、結局はそれだけで
もしキャッチコピーが無ければ…ゲフンゲフンゴッフォゴッフォ


一番引っかかったのが「誰ターゲット?」本
初めは明らかに「後輩刑事に先輩刑事が取り調べのやり方を教えるモード」。
これ、一般人に必要?
中盤でやっと一般企業での採用試験担当する試験官にいかに
「採用してはいけない人」を判断する為のやり方がそれなりに書いてある。
人事担当が一読しては損はないと思うけれど。


なにせ「取り調べのプロ」である筆者をもってしてでも
p20

また「男性と女性ではどちらの方がウソがうまいか?」という質問をされる事があります。私の個人的な経験からすると、女性の方がうまいと思います。

取り調べの場面では、男性は目をそらして視線を合わせない方が多いのです。ところが女性は逆に目を合わせてくる方が多い。

女性は刑事の顔を見ながら「自分のウソがみぬかれていないか」を見抜こうとしているのでしょう。ですから、私は女性の取り調べは苦手でした。

生物学的な視点からも、それは言えます。

男性は怪しい人物や危害を加えようとする人物が近寄ってきたら、腕力でカバーすることができます。ところが女性は腕力では身を守れません。

ですから、直感や匂いなど五感の作用を総動員してウソを見抜いたり、ウソをついたりして身を守る事になるのです。妻の直感が鋭いのは、そんな理由なんですね。

やはり女性にウソをつくのは止めた方がよさそうです。

※太字は原文のママ


私の姑が「息をするようにウソをつく」タイプ←この対処方が知りたかったので借りた
本人にしてみればそれが「うそ」でもなければ「作り話をしている」意識もない。
なので本当に顔色一つ変えずに堂々と「これが真実!」と話すから「それ、うそでしょ」と
突っ込む人すらいない。
みんな綺麗に騙されて、話に出た人が知らない間に他人から悪者にされてハブられる。
まさに「曇りなき眼で堂々と間違った情報を流す」。


ある事実+姑の悪意or姑独自の常識or嫉みor姑独自の解釈=まぎれもない事実!


刑事が相手にするのはあくまでも「意志を持ってウソをつくタイプ」なので
こんな風に「発言すべてがうそ」の人とは若干対処法が違う
だからこの本を読んでも役に立たなかった。


※女性を採用する時は女性に担当してもらう方が会社的には「損失」をださなくて済むし、
何より「性的強制」被害者を出さずに済む、とも言えますよね
ただ求職者がいくら本当に「仕事ができるタイプ」であっても、姑タイプに
「あの子、私より若くて綺麗」という理由で不採用にする確率も高いですが!笑